被せ物・詰め物修復
治療の流れ・費用について
「被せ物・詰め物修復」とは、外れてしまった補綴物(銀歯・差し歯・詰め物)を修復したり、色や形が気に入らない補綴物を作り直す治療です。
- 施術名
- 被せ物・詰め物修復
- 治療費用
- 132,000円(保険適用外)
- リスク
- 噛みしめ・歯ぎしりにより破損の可能性があります
補綴物(ほてつぶつ)、
作り直せます
こんな悩みありませんか?
・差し歯・詰め物が外れた/欠けた
・銀歯が外れた
・差し歯の色が気に入らない
・差し歯の根元が黒い
・銀歯を白くしたい
・金属アレルギーになった
当院なら、外れた/欠けた補綴物の修復はもちろん、古くなった補綴物(銀歯・差し歯・被せ物)の作り直しもできます。
「古い差し歯の色がずっと気になっている…。もっとキレイにできたらいいのに…」
と悩んでいませんか?
当院では様々な修復素材を用意しており、お安くそこそこキレイにすることも、天然歯のように美しくすることもできます。
ご予算とご要望に合わせてお作りします。ぜひご相談ください。
補綴素材のご紹介
銀歯(金銀パラジウム合金)
■素材の特長
銀を主成分とし、パラジウム、金、銅などを混ぜた合金です。修復費が最も安い素材ですが、残歯との適合性が低く(残歯との間に隙間ができやすく)、虫歯の再発するリスクが高いです。
■銀歯のメリット
・保険が効いて安い
・丈夫で壊れにくい
・腐食しにくい
■銀歯のデメリット
・残歯との適合性が低い
・だから虫歯が再発しやすい
・歯茎が黒くなるリスクがある
・金属アレルギーの心配がある
■価格
5,000円程度
e.max(イーマックス)
■素材の特長
イーマックスは、ニケイ酸リチウムガラスを主成分としたセラミック素材の一種です。後述する「ジルコニア」よりも透明度が高く、天然歯により近い見た目をしてます。(色見はいろいろあります。)
■イーマックスのメリット
・色味が天然歯にとても近い(様々な色味を再現可能)
・透明度が天然歯にとても近い
・変色しにくい
・歯茎が黒くならない
■イーマックスのデメリット
・高額
・ジルコニアより強度は劣り割れやすい
■価格
詰め物:44,000円 , 被せ物:110,000円
ジルコニア
■素材の特長
ジルコニアは、二酸化ジルコニウムでできたセラミック素材の一種です。天然歯に非常に近い色味ですが透明度ではイーマックスに劣ります。強度はイーマックスよりも強い素材です。
■ジルコニアのメリット
・色味が天然歯にとても近い(様々な色味を再現可能)
・変色しにくい
・歯茎が黒くならない
■ジルコニアのデメリット
・高額
・イーマックスより透明度は劣る(透明度が高い歯の色には合わせにくいときがある)
■価格
被せ物:132,000円 ※詰め物はありません
メタルボンド
■素材の特長
メタルボンドは、外側がセラミックで内側は金属という素材です。安価に白くできて変色もしにくいですが、美しさはイーマックスやジルコニアには劣ります。
■メタルボンドのメリット
・安く白くできる(e.maxやジルコニアには劣る)
・強度が高い(外側のセラミックはe.maxやジルコニアより割れやすい)
・変色しにくい
■メタルボンドのデメリット
・金属色が透ける(天然歯でないことはわかってしまう)
・歯茎が黒くなるリスクがある
・金属アレルギーの心配がある
■価格
66,000円
金歯(ゴールド)※詰め物のみ
■素材の特長
柔軟性が高く加工しやすく、残歯の形状に合わせやすい(適合性が高い)という特長があります。※金歯は詰め物のみの取り扱いとなります。被せ物はありません。
■金歯のメリット
・適合性が高く、残歯との間に隙間や段差ができにくく、虫歯が再発しにくい。
・金属アレルギーがおきない
・割れない
・噛み合う歯にやさしい
■金歯のデメリット
・色が目立つ
■価格
時価
オールセラミックがおすすめです
「今の差し歯の色が気に入らない」
「天然歯のようにしたい」
とお悩みならオールセラミック(ジルコニアかイーマックス)がお勧めです。
メタルボンドは安価ですが、経年と共に歯茎が変色したり、歯茎が下がることで黒く変色した金属部分が露出することもあり、結局数年後にオールセラミックに変える方が多くいらっしゃいます。
ジルコニアとイーマックスのどちらが良いかは、患者さんの歯の色や透明度、あるいは施術部位によって変わってきます。
最適な素材をご提案しますのでまずはご相談ください。
被せ物・詰め物修復
の流れ
-
1. 診察
医師がお口の中を拝見し、被せ物/詰め物が外れた箇所(あるいは作り直したい箇所)を確認します。補綴物の修復前に治療すべき損傷や疾患がないか確認します。修復のご要望についても伺います。
2. 検査
口腔内写真撮影、レントゲン検査をおこないます。歯の内部に虫歯や損傷がないかを確認します。(治療が必要な場合は治療を先行しておこないます。)
3. プラン相談
ご要望に合わせて素材をご提案します。色見本を照らし合わせながら色合わせをおこないます。
4. ご契約
ご提案とお見積にご納得いただいたらご契約手続きをします。持ち帰って検討いただくこともできます。ご安心ください。
-
1. 古い被せ物・詰め物の除去
古い補綴物を除去します。
2. 型取り
古い補綴物を除去したら、新たな補綴物をつくるために残歯を型取りをします。
3. 仮歯を装着する
型取りが終わったら、レジン(歯科用プラスチック)で仮歯を作ってこの日の診療は終わりです。
■次回は2~3週間後です
患者さまがお帰り後、型取りを元に新たな補綴物をつくります。出来上がりは約2~3週間後です。
-
1. 補綴物の装着
前回診療の最後に取り付けた仮歯を外します。そして出来上がった新しい補綴物を装着します。以上で治療は終了です。お大事にどうぞ。
実際の診療プロセスは上記と異なる場合があります
上記の診療プロセスは一例です。実際の診療プロセスは、歯の状態やご希望素材などによって多少異なります。
費用
保険の詰め物修復
5,000円程度です。
コンポジットレジンなど歯科用プラスチックでの修復になります。
保険の被せ物・差し歯修復
5,000円~7,000円程度です。
硬質レジンなど歯科用プラスチックか金銀パラジウム合金(銀歯)での修復になります。
自費の詰め物修復
e.max:44,000円
※インレーで使用できるのはe.maxのみです。
自費の被せ物・差し歯修復
メタルボンド:66,000円
e.max:110,000円
ジルコニア:132,000円